今回は2018年に発売以来、大人気のRyzeTech社トイドローン「Tello」について解説していきます。
販売元は中国のスタートアップ企業RyzeTech社ですが、Telloの開発には世界最大のドローンメーカー「DJI」とCPUでお馴染みの「intel」が携わっており、その性能と品質はトイドローンの域を超えているとも言われています。
最初に総まとめ
Telloを買うべき理由
- 性能が良い
- 価格が手頃(1万円台前半)
- 写真・動画が綺麗
- 操作が簡単
- プログラミングができる
- プロペラガードが付属
Telloの残念な点
・オプションが欲しくなる(予備バッテリー・コントローラー)
・墜落するとバッテリーが外れる
総評
残念な点をあえて挙げましたが正直トイドローンの中では特にないと思います。
初心者であれば何も不満なく楽しめます。
Telloで遊んでみて少し慣れたら予備バッテリーやコントローラーを買い増しするなり、上位機種の購入を検討してみると良いでしょう。
最初にまとめましたが細かい解説は下記に続きます。
▼通常製品
▼お得なセット
RyzeTech「Tello」の概要
Telloは航空法の規制を受けない「200g未満の機体」なので一般的なドローンに比べて気軽に飛ばすことができます。
▼航空法の規制についてはコチラ
ドローンを飛ばす際に、注意しなければならないこととして、法律や条例によって禁止されている場所で飛行しないことが挙げられます。 最近でも、無許可でドローンを飛ばしたために、航空法違反で逮捕された事例がありました。 広い場所だからといっ[…]
▼実際にTelloを計量してみました。
その上、前述の通りDJIの技術力で開発されているため一般的なドローンと遜色ない操作が楽しめます。
HD720pの動画が撮影でき、プロペラガードも最初から付属していて価格も10,000円台前半とお手頃なので、初心者の入門用としてはまさにうってつけの機種と言えるでしょう。
Telloの同封内容
- 本体
- バッテリー
- 予備のプロペラ
- プロペラ交換工具
Telloの初期操作
付属のバッテリーは充電されていないので充電が必要です。
充電にはバッテリーを本体に挿入し、本体にMicro USBケーブルを繋いで充電します。
Telloにはコントローラーが付属していません。操作はスマホのアプリで行います。
アプリをインストールしてTello本体の充電ができたら機体の電源を入れます。
電源ボタンは機体の側部にあります。
電源が入ると七色に点滅するので、電源が入ったことを確認したらスマホの設定画面でWi-FiをTelloと接続します。
接続されたら離陸をタップしてスワイプすると機体が飛び立ちます。
このように簡単に離陸させる事ができ、操作もスマホアプリから直感的に行う事ができます。
また、Telloには最初から6つのフライトモードが搭載されており、簡単な操作でアクロバットな飛行をさせる事ができます。
- Throw & Go(スロー & ゴー)
Telloを手で投げて離陸させる - 8D Flips(8方向フリップ)
Telloをスワイプした方向に1回転させる - Bounce Mode(バウンスモード)
その場でTelloの高度を上下に移動させる - 360 – EZショット(自動撮影)
空中でTelloが360度回りながら撮影する - Circle – EZショット(自動撮影)
Telloが被写体の周囲を回りながら撮影する - Up & Away – EZショット(自動撮影)
Telloが後退しながら上昇しつつ撮影する※YouTubeによくある動画です
▼8D Flips(8方向フリップ)
初心者でも驚くほど簡単に操作でき、アクロバットな飛行もワンアクションで楽しめます。
スマホとは違う角度から自撮りをしたり、ドローンの操縦を練習したりプログラミングを学習したり様々な用途で楽しめるトイドローンが驚きの低価格で販売されているのがRyzeTech「Tello」なのです。
次々に新機種が開発されるドローンにおいて、歴史に残る名機となるでしょう。
▼通常製品
▼お得なセット